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前回(Vol.095)で、いわゆる付加価値ではなく、《人事労務手続き》や《給与計算》等、一見《作業》とさえ捉えられがちな業務の《経営上》の意味を、改めて捉えました。そして同時に、付加価値志向は《付加価値》を過大評価することを通じて《本業》を過小評価する傾向を生むものだという点も、暗黙的ではありましたが、ご指摘致しました。
その《本業の過小評価》が、最も顕著に現れるのは、《新規設立企業》へのアプローチを考える時かも知れません。もし『新規設立企業は“助成金提案”に尽きる』と感じてしまうなら、そこには《社会保険労務士事務所の最も基本的な業務》に対する過小評価の“気分”が、横たわっているかも知れないのです。
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